採用サイトの写真撮影で撮っておきたいカット10選|採用担当者向け撮影準備ガイド

採用サイトでは、文章だけでは伝わりにくい「職場の雰囲気」「どんな人が働いているのか」「実際の仕事風景」を写真で伝えられます。

ただ、撮影当日になってから、
「集合写真も必要だった」
「オフィスの外観を撮っていなかった」
「横長で使える写真がない」と気づくケースもあります。

そこで、企業の採用サイト撮影でできれば押さえておきたい10種類の写真を、実際の撮影を想定して紹介します。
※本記事内の説明用イラストは、AIを使用して作成しています。

採用プロフィール

◆用途:社員紹介・先輩社員インタビュー

必ず必要になる定番の写真。
真正面の証明写真的なものだけでなく、少し体を振った自然なポーズや、オフィスを背景にした写真も撮影しておくと使いやすくなります。インタビューシーンでは、笑顔だけでなく真剣な表情も押さえておくと、WEB制作時の汎用性が高まります。

撮影時に同じライティング・構図で統一すると、複数社員を並べたときにサイト全体に統一感が出る。
窓際など綺麗な自然光が入る場所では無理にライティングしなくてもいい
特にダウンライトの直下では、ストロボなどのライティングがないと顔に強い影が出るため注意が必要です。

② 実際に仕事をしている様子

採用デスクで仕事

◆用途:仕事内容紹介・職種紹介

PC作業、電話、接客、製造、打ち合わせなど。
「カメラ用に仕事をしているポーズ」になりすぎないよう、普段の業務に近い状態を作るのがポイント。
オフィス内の場合、背景が整っていれば寄りと引きの2パターンを撮影するとよい

オフィス系の職種紹介では、写真がデスクワークに偏りがちです。できるだけデスクワーク以外でも、その職種らしさを表現できる写真を撮っておくとよいでしょう。

③ 社員同士が話している様子

採用2名で話している

◆用途:会社紹介・職場環境・カルチャー紹介

採用サイトではかなり重要な項目になります。
一人で仕事をしている写真だけだと職場が少し硬く見えるため、社員同士のコミュニケーションが分かる写真を入れる。
一人がPCの前に座り、別のスタッフが横からアドバイスしている場面や、通路で資料を見ながら話している場面、カフェスペースでくつろぎながら談笑している場面など、実際にありそうなシチュエーションに沿って撮影すると、よりリアルな職場の雰囲気を表現できます。

④ 会議・ミーティング風景

◆用途:働き方・社風・チーム紹介

会議室で数人が打ち合わせしているシーン。

全体を見せる写真だけでなく、
・話している人
・聞いている人
・PCや資料を交えた手元

なども押さえておく。

⑤ 上司・先輩と若手社員の写真

採用先輩社員に教わる

◆用途:教育制度・研修・キャリア紹介

採用候補者が気になる「入社後の働き方」をイメージさせやすい写真。

単純な2人の記念写真よりも、何かを説明している・一緒に作業している場面の方が採用サイトには使いやすい。
その会社にどのような先輩がいるのかを伝えることも大切です。優しくアドバイスする場面だけでなく、ときには真剣な表情で指導する場面などもあると、よりリアルな職場の雰囲気が伝わります。

⑥ オフィス・職場の内観

◆エントランス、執務室、会議室、休憩スペースなど。

採用候補者が気になる「入社後の働き方」をイメージさせやすい写真。

求職者にとって「毎日働く場所」が見えることは意外と重要。
人がいない状態だけでなく、社員が働いている状態の空間写真も撮っておく。
休憩スペースなどは自動販売機やコーヒーメーカーなど、働きやすさや過ごしやすさが伝わる設備があれば、それらも含めて撮影する。

⑦ 建物・会社の外観

◆用途:会社概要・アクセス

優先度はそれほど高くないものの、一度の撮影で押さえておくと会社案内やGoogleビジネスプロフィールなど別用途にも使える。

⑧ 集合写真

採用集合写真

◆用途:採用トップページ・会社紹介

全社員での集合写真は、就業中であったり会社規模が大きかったりすると難しいため、部署単位や採用メンバーだけでもOK。
きっちり並んだ集合写真に加えて、少し自然で立ち位置もバラついた雰囲気のバージョンも撮影しておく。
この写真はシンプルですが「この人たちと一緒に仕事をするんだ」というイメージが伝わる、情報量の多い写真になります。

⑨ 社員の自然な表情・イメージカット

採用での休憩シーン

◆用途:ページのメインビジュアル・見出し背景

カメラ目線ではなく、
・誰かと話している
・笑っている
・歩いている
・仕事をしている
など、普段の動きの中の一瞬を切り取るようなイメージで撮影します。

①〜⑧とは違って、**特定の説明をするためではなく「会社の雰囲気を伝えるための写真」**として撮る。

⑩ WEBデザイン用の「余白がある写真」

採用余白の多いシーン

◆用途:トップページ・バナー・見出し

人物を画面いっぱいに撮るだけでなく、人物を左右どちらかに配置して、文字を載せられるスペースを作った写真も撮影しておく。

さらに、横位置・縦位置・引き・寄りを何パターンか撮っておくと、PCサイト・スマートフォン・SNSなどに展開しやすくなる。

定番中の定番&おまけ

◆用途:先輩社員の声、その他

定番すぎて10選には入れていませんが先輩社員のインタビューシーンの撮影もあるといいでしょう
また今までの撮影の中で変わったものの中に社員の趣味の撮影もありました。
仕事以外の趣味の側面を見せることでライフの充実した部分を感じとってもらいより身近に感じてもらうことが可能となります。

★撮影前にWEB制作会社と確認しておきたいこと

「何を撮るか」だけでなく「どう使うか」を確認する。

・必要な写真の縦横比(特にメインビジュアル等、撮影時と大きく異なるトリミングが必要となる場合は事前に確認)
・PC・スマホそれぞれの使用方法
・メインビジュアルの文字位置
・トリミングされる範囲
・必要な縦位置写真
・撮影対象になる社員数

基本的には、思っているよりも少し広めに撮影し、WEB制作時にトリミングで調整することを想定しておくと、使いやすい写真になります。
カメラマンとしてはビシッと決めた写真を撮りたくなりますが、それよりも「後で使いやすいこと」を優先した方がいいですね。
また、笑顔で楽しそうな場面ばかりではなく、難しい仕事に真剣に向き合っている姿なども撮影しておくと、よりリアルな会社の姿が伝わると思います。

撮影前に必要なカットを整理しておくことで、撮影後の「この写真も撮っておけばよかった」を減らすことができます。
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